皆さま、こんにちは。
今回は、ヘラ体?ハラ体何が違うの?…を、簡単に説明いたします。
基本的には〖ヘラ体:口語〗〖ハラ体:文語〗でよく用いられます。ハラ体は、口語でも用いることができますが基本日常会話では用いません。では、確認していきましょう。
ヘラ体とハラ体
ヘラ体:特定の相手に向かって命令する。
「行け!」「食べろ!」「早くしろ!」など。
・動詞語幹+아라/어라
ハラ体:相手は特定しない。間接的に行動を促す。
「食事せよ」「勉強せよ」「夢を見よ」など。
・動詞語幹+(으)라
活用例 比較
ヘラ体 | ハラ体 | |
---|---|---|
오다 | 와라 | 오라 |
来い | 来い | |
먹다 | 먹어라 | 먹으라 |
食べろ | 食せよ | |
공부하다 | 공부해라 | 공부하라 |
勉強しろ | 勉強せよ |
単語によってはヘラ体・ハラ体同じ訳になることもあります。
例えば「来る」という単語の場合…
- 여기로 와라
- 여기로 오라
どちらも同じ「ここに来い」という意味ですが、ヘラ体は特定の誰か・ハラ体は不特定多数の人達に向けて使います。
「팬들, 여기로 오라!」という文は、ファンのみなさんここに集まれという意味になります。
例文
- 적은씩 먹어라(少しずつ食べろ)
- 적은씩 먹으라(少しずつ食せよ)
※ハラ体の訳はヘラ体と同じでも構いません。
- 빨리 치워라(早く片付けろ)
- 실패해서도 꿈을 꾸라(失敗しても夢を見よ)※「見ろ」可
- 드라마 "응답하라" 가 좋아요(ドラマ「応答せよ」が好きです)
あとがき
いかがでしょうか?理解できましたか?
とりあえず、どちらも命令形で口語と文語の違いと覚えておきましょう。
では、このへんで。