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皆さま、こんにちは。
今回は、韓国語能力試験[TOPIKⅡ]の作文対策を勝手にまとめようと思います。

TOPIKⅡの쓰기(作文)って、本当に憂鬱ですよね。原稿用紙の書き方も頭に入ってないと減点になるし、文章にオリジナリティが入らないと点数伸びないし…ということで、いろいろと加点につながる方法を調べてみました。

今後のTOPIKの試験だけでなく、韓国語で文章を書くときに参考にしてもらえたらと思います。

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TOPIKⅡ とは?

年に3回ほど開催されている「韓国語能力試験 (TOPIK)」ですが、ⅠとⅡがありますよね。

  • TOPIKⅠ:1, 2級 (初級)
  • TOPIKⅡ:3~6級 (中級~)

ご存じだと思いますが、TOPIKⅡは「쓰기(記述)」があります。51番と52番は一文、53番は200~300文字、54番は600~700文字の作文を書かなければいけません。

そして、듣기(聞き取り)60分が終わった直後にスタートするので、疲れMAXです。쓰기の制限時間は、50分なので51~53番は20分程度で終わらせたら、54番にゆっくり取り掛かることができると思います。

では、出題傾向からみていきましょう。

答案用紙を確認しよう

答案用紙は、こんな感じです。

画像出典:TOPIKⅡ 答案用紙

51, 52番 出題傾向

51, 52番は、いずれも穴埋め問題です。( )に相当な一文を記述します。
※2017年にTOPIK公式サイトにて掲載された資料 [TOPIK Ⅱ 쓰기 답안 작성 방법] を使って説明していこうと思います。

51番は、メールの文面や案内文などが出題されます。

画像出典:TOPIK公式サイト

㉠と㉡を埋めます。長い文章にしたからと言って満点取れるわけではありません。何について書かれているのか、文脈を理解し自然な文章になればOKです。

これは、案内文ですね。

招待します。
1か月前に引っ越しをしました。
これまで家の整理で忙しかったんですが、やっと整理できました。
それで我が家で( ㉠ )。
( ㉡ )?
その時間がよろしいかご連絡いただければありがたいです。
…とのことですので、普通に考えれば㉠は「引っ越しパーティーをしようと思っています」かな…と。そして㉡は、最後の文が「その時間」とあるので「〇月〇日〇時」もしくは「週末」とか日時設定が必要となり、「どうでしょうか?」や「来ていただけますか?」「お時間大丈夫ですか?」と続ければ、各5点取れると書いてました^^
  • 집들이를 하려고 합니다
    집들이를 할까 합니다
    집들이를 할 생각입니다  등
  • 주말 3시에는 어떻습니까?
    〇월 〇일 〇시에 와 주시겠습니까?
    〇월 〇일 〇시에 시간이 괜찮으신지요?    등
52番は、科学・医学・工学・芸術・教育などの一般的な事実や知識の説明文が出題されます。私は、これが結構嫌いです。過去問やってて「はぃ?」ってなります…笑。

画像出典:TOPIK公式サイト

51番同様、㉠と㉡を埋めます。52番は、全体の文章の内容を理解し、どのように連結し構成させるかというところを見られます。

「褒め言葉はクジラも踊らせる」という言葉がある。 大柄なクジラも褒めながら 
トレーニングをさせると、人々の前で素敵なショーを見せてくれる。 これは子供たちの教育でも同じだ。 子供たちを育てながら ( ㉠ )。
ゆえに( ㉡ ).
へぇ~、そうなんですね…という問題でした。㉠には「褒める」と「よく成長する」ということが入ればいいので「褒めれば、よく成長するだろう」が適切ですね。
そして㉡は、まとめ文なので「子供たちをよく褒めると良い」とすれば、各5点取れると書いてました^^よ!!
  • 칭찬을 하면 잘 성장할 것이다  등
  • 아이들에게 칭찬을 자주 하는 것이 좋다  등

51&52 減点ポイント

  • 文脈に適さない表現や文法を使う。
  • 不要な内容が追加されていたり、元の意味を損なっている。
  • スペルが正確でない・文の形式性、格式性に合っていない。

答案に( )前後の語句を含めて書かないようにご注意ください。

よく使われる表現

  • -고 싶은데
  • -고 싶습니다만
  • -았/었으면 좋겠습니다
  • -아/어 주셨으면 감사하겠습니다
  • -시기 바랍니다

51番の場合は、上記のような「~したいんだけど」や「~してくれたら有難いです」「~していただきますようお願いいたします(案内文の場合)」というような答えが適当とされる問題が出がちです。

重要なのは、メールの文面の場合相手が友人なのか目上の人なのかで尊敬語を使用しなければいけないので、文末だけでなく助詞にも注意が必要です。

52番は、説明文なので文語となります。間違っても「-아/어요」「-이에요」というような口語の文末にしないでください。한다体で文章を揃えます。

  • -는 것이다
  • -기 때문이다
  • -게 된다
  • -아/어야 한다

文末が「~することだ」「~するからだ」「~するようになる」「~しなければいけない」という答えになる問題が出がちです…が、これは私が今までに過去問をやってきて、こういう表現の模範解答多かったな~と思ってまとめました。前後の文章にヒントが隠されているので、同じ文体でまとめてください。

51と52番を満点もらえたら「20点」です。頑張りましょう!

53番 出題傾向

図やグラフ、アンケート調査、ある資料を見て原稿用紙にまとめるだけです。正直、丸写しでも10点は取れるだろう問題ですが、簡単に高得点を狙えるところでもあるので30点満点を目指しましょう!

まず、採点基準からみていきましょう。

区分採点の根拠点数区分

内容及び
課題遂行
(7点)

1) 与えられた課題を忠実に遂行したか?
2) テーマと関連した内容で構成されているか?
3) 与えられた内容を豊かで多様に表現できたか?
6~7点3~5点0~2点

文の展開構造
(7点)

1) 文の構成が明確で論理的か?
2) 文章の内容によって段落の構成はうまくできたか?
3) 論理展開に役立つ談話標識を適切に使用し組織的に連結できたか?
6~7点3~5点0~2点
言語使用
(16点)
1) 文法と語彙を多様で豊富に使用し、適切な文法と語彙を選択して使用できたか?
2) 文法、語彙、正書法などの使用が正確か?
3) 文章の目的と機能によって格式に合った文章を書けたか?
7~8点×24~6点×20~3点×2

※スマホだと見づらいので画面を横向きにしてご覧ください^^
採点の根拠のところを確認して、文章を組み立て方を頭に入れておきましょう。

等級内容及び課題遂行展開構造言語使用
A778×2
B667×2
C4~54~55~6×2
D334×2
E223×2
F0~10~10~2×2

では、採点基準を確認したところで、問題例を見てみましょう。

画像出典:TOPIK公式サイト

インターネットの長所・短所を比較しまとめる問題ですね。200~300字以内に導入→展開→仕上げの構造を整えなければなりません。

資料を任意に解釈したり、資料と関係のない個人の主張を書かないように注意してください。中級以上の語彙、文法で文章を構成し、言語を多様かつ豊富に使用することをお勧めします。

口語ではなく、文語で記述してください。「-ㅂ/습니다」「-아/어요」を使うと減点になります。

上記の問題例「比較型」は、結構簡単だと思います。まず、導入部分は問題の丸写しはできないので、ちょっとだけ拝借して「インターネットの使用は長所と短所がある」というような文章から入り、展開部分は長所の①と②+短所の①と②をつなげばよいです。そして、自分の意見も含めまとめます。

  • 그에 비해-
  • -(으)ㄹ 뿐만 아니라
  • -장점도 있으며 단점도 있음을 알 수 있다

長所の特徴の後に「それに比べて~」「~だけでなく」という表現でつなぎ、まとめるときは「長所もあり短所もあることが分かる」というような文章を使うといいかと思います。

また、文章をつなげるときに【그리고】を多用してまとめないようにしましょう。

おすすめ副詞+表現

覚えておくといい副詞や表現をまとめます。

一方한편
反面반면
いっそ차라리
それならば그렇다면
むしろ오히려
このように이처럼
このような이러한
一番目첫 번째/ 첫째
二番目두 번째/ 둘째
三番目세 번째/ 셋째
まず, 先に우선/ 먼저
次に다음에/ 다음으로
最後に마지막으로
例えば예를 들면/ 예를 들어
例をあげれば예컨대
また또/ 또한
したがって따라서
それゆえ그러므로
そして그리고

まず、文章をつなげるときですが【-이고/ 고】でもいいのですが、【-이며/ -(으)며】でつなげるといいかもしれません。また【해서】は【하여서】にしましょう。

 

それに比べて그에 비해(서)
これを通して이것을 통해(서)
次の通りである다음과 같다
~によって-에 따라(서)
~ということがわかる-(으)ㅁ을 알 수 있다
~ということが現れた-(으)ㄴ/는 것으로 나타났다
~ということが明らかになった-(으)ㄴ/는 것으로 밝혀졌다
~が明らかになった-이/가 드러났다

原稿用紙の書き方

原稿用紙の書き方には、ルールがあります。必ず覚えましょう!
まず、原稿用紙の1マスに1文字書くのが基本です。

  1. 書き出しは1マスあけ、2マス目から書く
  2. 段落が変わるときは、1マスあける
  3. 分かち書きは1マスあけるが、左端にくるときは詰める
  4. ピリオドやカンマは全角1マスを使うが、改行して左端にくるときは、改行せずに右端のマスに収める
  5. クォーテーションマークは全角1マスを使う
  6. クォーテーションマークとカンマが続くときは1マスにおさめる
  7. 数字2桁のときは半角で1マスにおさめる3桁は2マス[〇|〇〇]使う
  8. アルファベットの小文字は半角、大文字は1文字に1マス使う
  9. 記号は1マス使うが、ダッシュ(——), 省略記号(……) は2マスに書き、[!/?]のあとは1マスあける

分かりにくかったらすみません。
アルファベットやクォーテーションマークは…あんまり使うことないような気がします。カンマやピリオド、%は結構使いますので覚えておきましょう。

ちなみに文末が最後のマスになり記号が書けない場合は、記号も最後のマスに文字と一緒にいれます。

54番 出題傾向

最後ですね!もう一息です。
54番は、比較的現代社会について問われます。「未婚率増加」「出生率低下」「若者のコミュニケーション不足」「エコカー」「地球温暖化」とか?なんかそういう問題が出題されます。

原稿用紙のルールは、上記を参考にしてください。

54番の採点基準はこちら!

区分採点の根拠点数区分
内容及び課題遂行
(12点)
1) 与えられた課題を忠実に遂行したか?
2) テーマと関連した内容で構成されているか
3) 与えられた内容を豊かで多様に表現できたか?
9~12点5~8点0~4点
文の展開構造
(12点)
1) 文の構成が明確で論理的か?
2) 文章の内容によって段落の構成はうまくできたか?
3) 論理展開に役立つ談話標識を適切に使用し組織的に連結できたか?
9~12点5~8点0~4点
言語使用
(26点)

1) 文法と語彙を多様で豊富に使用し、適切な文法と語彙を選択して使用できたか?
2) 文法、語彙、正書法などの使用が正確か?
3) 文章の目的と機能によって格式に合った文章を書けたか?

20~26点12~18点0~10点

53番同様、中級の文法や多様に単語を活用することで高得点が狙えます。

等級内容及び課題遂行展開構造言語使用
A11~1211~1212~13×2
B9~109~1010~11×2
C7~87~88~9×2
D5~65~66~7×2
E3~43~44~5×2
F0~20~20~3×2

では、54番の問題例を見てみましょう。

画像出典:TOPIK公式サイト

環境汚染についてですね。600~700字以内に導入→展開→仕上げの構造を整え「環境汚染による問題点」、「環境汚染を減らすための努力」、「実践方法」をまとめてください。

内容が転換されたら段落を変えて書くことをお勧めします。

中級レベルの語彙、文法で文章を構成し、言語を多様かつ豊富に使わなければなりません。 同じ内容でもレベルの高い言語を使って記述すると、「言語使用」で高い点数をもらえます。

文の形式性、格式性に合わせて書かなければなりません。 

口語ではなく、文語で記述してください。「-ㅂ/습니다」「-아/어요」を使うと減点になります。

上記のような文字数でまとめると収まりやすいですね。

おすすめの表現

そうすることによって그렇게 함으로써
研究結果によると연구 결과에 의하면
これに対して이에 대하여
これとは異なり이와 달리
その理由として그 이유로는
~によって-에 의하여
~するために-기 위하여
~のために(名詞)을/를 위하여
~するように-도록
なぜなら~だからである왜냐하면 ~기 때문이다
~にはいろいろある-에는 여러 가지가 있다
~するためには~しなければいけない-(으)려면 ~해야 한다
~する可能性がある-(으)ㄹ 가능성이 있다
~する場合がある-는 경우가 있다
~だと思う-다/라고 생각한다
~に過ぎない-에 불과하다

大体、この辺をさらっと使えたら大丈夫かと…。
あとは、どれだけの形容詞、動詞を用いて表現できるかというところですね。副詞もいっぱい覚えておきましょう。

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