ヨロブン!アンニョンハセヨ!!
今回は、完全基本編をお届けいたします。
「語幹」とは?「体言」「用言」とは?
そもそも、ハングルとは???
本来ならば、一番初めに書く記事なのですが、まとめていなかったので今回分かりやすくまとめようと思います。
ハングルとは?
ハングルとは、朝鮮王朝 第4代王の世宗大王(セジョンテワン)によって作られた文字のことです。日本語でいう「ひらがな」や「カタカナ」。
また、韓国語のことを『ハングル語』という方がいますが、これは間違いです。
日本だと「ひらがな語」「カタカナ語」と言っていることになります。
※私も最初「ハングル=韓国」だと思ってましたのでハングル語と言っていました・・・。
そして、読み方で悩むのが【韓流】
韓国語は「ハルリュ」という発音になります。
日本では『はんりゅう』、ときに『かんりゅう』と言う方もいらっしゃいます。
韓国語が好きな方は、たぶん『はんりゅう』と言うと思いますが、以前NHKでは日本語読みの『かんりゅう』という言葉を使っていたため、さほど韓国に興味のない方は日本語読みしているそうです。
結果、どっちでもいいらしい(なんせ日本人が作った造語)なので。
私は『はんりゅう』って言ってますけど...。
体言・用言とは?
体言とは?
【체언】体言
読み:チェオン
活用しないもの(変化しない)
名詞・代名詞・数詞のことをいう。
主語・目的語・補語になる単語のこと。
用言とは?
【용언】用言
読み:ヨンオン
活用するもの(変化する)
動詞・形容詞・存在詞・指定詞のことをいう。
語幹と語尾に分けられ、語尾を変えることで様々な形に活用できる。
動詞は「食べる」や「行く」などの動作を表す。
形容詞は「綺麗」「高い」「安い」などの状態を表す。
存在詞は「ある:있다 」「ない:없다」ものごとの存在を表す。
指定詞は「~である:이다」「~ではない:아니다」ものごとの判定を表す。
語幹と語尾
【어간】語幹
読み:オガン
【어미】語尾
読み:オミ
韓国語の説明で「語幹の母音を見る」という説明がありますが、韓国語の単語(用言)は、語幹と語尾で成り立っているからです。
例えば【먹다】食べるという単語ですが【먹】が語幹・【다】が語尾となります。
語幹の母音を見るとは?【먹】の母音、すなわち『ㅓ』を表しています。
陽性母音・陰性母音とは?
「語幹の母音が陽性母音なら・・・」と韓国語を説明するときによく出てきますが、そもそもどういうこと?ってなりますよね。
【양성모음】陽性母音
読み:ヤンソンモウム
【양 모음】陽母音
読み:ヤンモウム ※短くして言う場合もあります。
ㅏ | ㅗ | ㅐ |
ㅑ | ㅛ |
陽性母音:右か上と覚えます。
※「ㅐ」は「ㅏ + ㅣ」です。
【음성모음】陰性母音
読み:ウムソンモウム
【음 모음】陰母音
読み:ウムモウム
ㅓ | ㅡ | ㅜ | ㅣ |
ㅕ | ㅔ | ㅠ |
陰性母音:(右・上)以外と覚えます。
※実際は「ㅣ」は中性母音ではあるが、語尾を活用する際の(아・어)を付ける場合では(어)を付けるため陰性母音の仲間に入れて説明しがちです。
難しいように思えますが、慣れてくると当たり前になってきますので、特に難しく考えないでください。では、このへんで。