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韓国ドラマ:430億ウォンかけて制作「ミスター・サンシャイン」

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皆様、こんにちは!
今回、おすすめする韓国ドラマは【ミスター・サンシャイン】です。

原題は『미스터 션샤인』です。
日本史をほとんど勉強したことなかったのですが、このドラマがきっかけで歴史を再度勉強するきっかけとなりました。歴史の事実を元に構成されたドラマで、日本人は観るべき作品だと思います。

画像出典:tvN

あらすじ

朝鮮の貴族の下で働く奴婢の両親のもとに生まれたチェ・ユジンは、1871年に勃発した辛未洋擾の混乱の中で軍艦に一人乗船し、アメリカに辿り着く。その後、米軍海兵隊の大尉となったユジンは、アメリカ大統領の命により自身を捨てた祖国の朝鮮に帰還する。
朝鮮に駐在することとなったユジンは、ある夜、朝鮮最高名門家の最後の血族である令嬢コ・エシンと出会う。祖国を守るため密かに戦う高い志を持ったエシンとの出会いによって、ユジンの運命は大きく変わっていく。
(引用元:Wiki)

出演

  • チェ・ユジン:イ・ビョンホン
  • コ・エシン:キム・テリ
  • ク・ドンメ:ユ・ヨンソク
  • 工藤陽花:キム・ミンジョン
  • キム・ヒソン:ピョン・ヨハン 他

画像出典:tvN

みどころ

画像出典:tvN

まず、制作費が430億ウォンかかっていることもあり、映像が素晴らしく、多くのキャスト、豪華セットに驚きを隠せません。

ドラマの内容は、1871年に勃発した辛未洋擾(朝鮮軍と米軍の交戦)により、朝鮮に駐在することになった主人公ユジンと朝鮮を守る女性エシンとのお話です。

ユジンは奴婢の息子で幼いころ、ぞんざいな扱いを受け続けます。まず、奴婢(ぬひ)とは…両班(やんばん)の奴隷を指します。では、両班とは…王族の次に高い身分を指します。

ユジンの両親は、ある理由から両班から逃げ出そうとするのだが見つかって捕まりユジンの目の前で父親を殴り殺され、母親が自殺するという悲惨な出来事が起こる。自身も殺されかけ逃げ出し、アメリカ軍の軍艦にもぐり込みアメリカへ。そして軍隊へ入り、アメリカ国籍を取得する。その後、命令を受け朝鮮に戻ってくる。

朝鮮時代の最高名門家であるコ家の最後の血族の令嬢コ・エシンは、日本で独立運動をしていた両親を殺害され、祖父に育てられる。祖国を守るために高い志を持ち、猟師のチャン・スングに銃の打ち方を習っている。

そんなエシンとユジンが出会ったことがきっかけで、ユジンは憎んでいた朝鮮に対しての想いが変っていく。

このドラマは、当時の朝鮮の身分の差などの歴史だけじゃなく…辛未洋擾、日露戦争、日韓協約とかいろんな歴史を学べます。日韓協約なんかは、日本では簡単にこんなことあったよ的な感じでしか書かれていませんが、日本が韓国へ侵略し軍人だけじゃなく、民間人も大量虐殺したという事実を知ることができます。

朝鮮語を喋るな、いつになったら日本語を喋るんだ!という伊藤博文の言葉だけじゃなく人間性に吐き気が止まりませんでした。こんな人間が日本を指揮していた時代があり、同じ日本人であることが恥だと思いました。今でいうとこのプーチンと同じような人だったんだなぁと、こんな人をお札に描いたということも理解しがたいことであります。

画像出典:tvN

白丁の息子だったク・ドンメ(上画像 左)は、日本に渡り浪人として生きていたが、朝鮮に戻ってくる。幼いころにコ・エシンに命を助けてもらったことがあり、エシンに対して密かに想いを寄せているのだが、とても切なくドンメのラストは、とても辛かったです。

ところで白丁(ペクチョン)とは、朝鮮時代の一番低い身分のことを指します。一般庶民にも殴られたり、蹴られたりするような存在で、普通に歩くことも許されなかったそうです。いわゆる人間としての扱いを受けられない人たちだったそうです。

資産家の息子でコ・エシンの婚約者のキム・ヒソン(上画像 中)は、日本に留学していたが、朝鮮に帰ってくる。婚約者のエシンのことを10年ほど放ったらかしだったのだが、久しぶりに会ったエシンの美しさに放っておいた10年を後悔する。

ユジンを含めた3人の男性がエシンに想いを寄せており、最初はいつ殺し合いが始まるのか…といったところだったのだが、どんどん親しくなっていく3人が可愛くて素敵でした。

ヒソンは、きちんと歴史を残そうと、一人で新聞社を作り事実のみを書いた号外を町に配ったりして、日本政府に捕まってしまうのだが…そのシーンが苦しくて仕方なかったです。戦う義兵を残そうと写真や記事を行商人の二人イルシクとチュンシクに託すところがかっこよかったです。

画像出典:tvN

ストーリーは、重いのですが…ところどころ笑えるシーンも盛り込んでおり、重すぎて脱落するという人は少ないと思います。

キム・テリssiが演じるエシンの衣装が素晴らしく、スナイパーのときの黒づくめから日本へ渡るときの洋服、カラフルな韓服と目で楽しめました。

馬に乗るシーンのイ・ビョンホンssiもめちゃかっこいいし、ユ・ヨンソクssiの殺陣もカッコいいし、本当に素晴らしかったです。

イ・ビョンホンssiは、英語と日本語のセリフがあって…ピョン・ヨハンssi、キム・ミンジョンssi、ユ・ヨンソクssiも多くの日本語のセリフに苦労したのではないか…と思いました。日本の軍人役の人たちなんかは、ず~っと日本語で大変そうで…嫌な役させてごめんね…なんて思っちゃったり…。

画像出典:tvN

21話くらいからかな最終章にあたると思うのですが、スピード感がすごくておいて行かれないように必死に見てました。

アメリカ領事館の前で両手を挙げるユジンとエシンの画が、絵のように美しくそのシーンが未だに脳裏に浮かびます。アングルが素晴らしい!その一言しか出てきません。

このドラマを反日作品と書く人がいますが、そういうドラマではありません。歴史を忘れるな!きちんと事実と向かい合い、祖国のために戦った義兵を称える作品だと思います。

ぜひ、たくさんの方に見てもらいたい、知ってもらいたい作品です。

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