皆様、こんにちは!
今回、おすすめする韓国映画は【明日へ】です。
原題は『카트』です。
実際にあったお話から作られた作品です。強い力に負けないと闘う姿や、仲間を思いやる気持ち、家族の大切さなど心の奥の深いところまで入っていく映画でした。
ぜひ、見てもらいたい作品です。
あらすじ
大手スーパーのレジ係のソニは入社5年で正社員への昇格が決定し、残業や上司の小言にも耐え続け、家族のために必死で仕事に勤しんでいた。ところがある日、会社は突然、非正規雇用者に一方的に解雇通達を出す。この通達に対して怒りや悲しみを覚えたパートタイマーの主婦たちは、企業を相手に解雇の撤回を要求し……。
(引用元:Yahoo映画)
出演
- ソニ:ヨム・ジョンア
- スルレ:キム・ヨンエ
- ヘミ:ムン・ジョンヒ
- テヨン:ド・ギョンス 他
みどころ
正社員になるためサービス残業もして何年も耐え続け、正社員にすると言われたのもつかの間、突如解雇に遭ってしまうというストーリーです。
レジ係、清掃スタッフなど正社員以外のスタッフは働く場所を奪われ団結して「不当解雇だ!」と会社に訴え出ます。労働組合を作り、交渉の時間を設けるも会社側はそれを無視。
解雇された人たちはストライキを起こします。
主人公のソニは、夫は仕事で家を長期間空けており一人で子供を育てています。息子の携帯電話も古い物で新しい機種に変えてあげることもできません。
解雇され、今後どうやっていこうかと不安の日々が続き、息子の給食費の入金も忘れたりと、子供たちとの関係にも卑劣が入り始めます。
同僚のヘミは、シングルマザーで一人息子がおり、解雇されるわけにはいかない。
先頭にたって会社に立ち向かう。ストライキ、スーパーマーケットを占領などといろんな方法で会社に訴えるも、なかなかうまくいかない。ヘミの息子は小さく、保育園に預けているが、延長して見てもらえないため、現場に息子を連れて来ていた。
会社が警察に通報し、ストを起こす者たちを捕まえたり…怪我をさせたりと…汚いやり方で解雇された者たちを追い込んでいく。
ソニの息子テヨンは、家の状況をなんとなく理解しており…ストを起こして帰ってこない母親の代わりに妹の面倒を見たり、捕まった母親に会いに警察署に一人で行ったりと、一人耐えていた。
そんなテヨンの感情が爆発するシーンは心に響くものがある。
披裂が入ってしまった親子関係であったが、テヨンがアルバイト先でもめたときに駆けつけたソニの対応はテヨンの今まで心の奥に閉まっていた苦しいしんどい想いや悔しいという感情をする~と解いた。家族の愛を知ることができるシーンだと思う。
ストが長期間続き、限界に達した者は再雇用を諦め、他の職場を探したり…会社側の思惑通りに事が進んでいく。ソニは、自身の居場所を取り戻すことはできるのだろうか…。
ラストは、映画を見ていただきたいと思います。
実話ですので、大きな波がある作品ではありませんが…私も不当解雇に遭ったことがあり、そのときのことを思い出して悔しくなって涙が出ました。
あのとき、私にもっと勇気と知識があれば戦えたのに…と。
しんどい毎日から希望の光の見出し方を教えてくれる、そんな作品です。
ぜひ、観てください。
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